2013年3月5日火曜日

大阪に春を告げる風物詩

ボクがこの季節「春だな」ともっとも感じるのは
お相撲さんの鬢付け油の香りをかいだときです。

「もうすぐ大阪場所か」

大阪場所が終わると春の高校野球と続くので
ボクは鬢付け油の香りをかぐと「もうすぐ春」だなと思います。
街角や車内に鬢付け油の香りがすると
「相撲取り(すもんとり)何処?」とつい探してしまいますし。
今週末から大阪場所開催です。
番付の四股名を見て思うのは地名系と「山」が減って
「龍(竜)」が多いなと。
地名と「山系」は郷土が一発でわかるからいいんですけどね
「龍(竜)」 これはこれでモンゴルとすぐわかりますけど笑
ただ、妙義龍の様に群馬県でもモンゴルでもなく
兵庫県高砂市ってパターンもあるから気を付けないといけません。
今場所東前頭筆頭の高安も別に八尾市出身じゃないようです。
関係ないですが、フジテレビのアナウンサーが
「○○パン」と呼ばれるのはどうしてか分らなかったのですが
友人から 「佐渡ヶ嶽部屋の四股名には"琴"がつくようなもの」と
言われて、なるほどと得心してしまいました(実際は違うようです)

四股名から話がずれてしまいましたが
ボクの家の近くには三保ヶ関部屋が合宿をしていました。
放出界隈の飲食店に行くと、殆どの店で現三保ヶ関部屋親方である
増井山のサイン色紙を見かけるほどですし
大きい体をした御相撲さんが窮屈に体を畳んで自転車を乗る様は
まさに「放出の春の風物詩」であります。
子供の頃には、三保ヶ関部屋にはあの北海の白熊と言われた
大関・北天佑が在籍していました。
(数年前にお亡くなりになったようです)
場所中はそんなに見かけませんでしたが
学校帰りに合宿所を覗きに行った時
稽古後とかはファンの方に気軽に対応されていて
見た目は確かに白熊っぽいけど、性格は”熊”とは言うには
似つかわしくない人だなと感じました。
ボクが物心ついた時には朝潮(現高砂親方)と並び
「クンロク(9勝6敗)大関」なんて揶揄されてましたが
千代の富士キラーと知られ対千代の富士戦5連勝なんてこともありました。

最近は「クンロク大関」どころか
「大関互助会」と言われんばかりの大関勢ですが
稀勢の里には飛び抜けて横綱になって頂きたいです。
日本人横綱不在で少し寂しいですので
是非、横綱をはって大相撲を引っ張って頂きたいものです。