2013年5月13日月曜日

三上山 (みかみやま) を登りました

奥様の実家が滋賀県と言うこともあり
同伴帰省のついでに三上山を登ってきました。

三上山と希望が丘は 大阪人の私には知るよしもなかったのですが
湖西と湖北以外の滋賀県人には大変思い入れがある様で
ことある毎に「希望が丘にドリカム来てんで」とか
「三上山登ろ」と提案を受けていたので子供二人も連れて行ってきました。
南河内ではお馴染み、奈良との県境にある「二上山」とは別に親戚筋ではないようです。

三上山は名神高速で東京方面に栗東ICを過ぎた辺りから左前方に見える山です。
その姿は紫式部が
「打ち出でて 三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」
と詠んだ様に 近江富士とも呼ばれとても綺麗です。
また、水曜どうでしょう好きには「富士」と言えば
「近江富士見るならバルコニーで」と結びつけたくなりますが
コニーデではなくて、「残丘」と言われるものだそうです。


(参考画像:どうでしょうゼミナール 火山の語呂あわせ)


登山道の入り口は三上山の麓に御鎮座なさいます御上神社となります。 

旧社格は官幣中社となり、非常に格式が高い神社です。
神社の前の水田は悠紀斎田と言われ
昭和天皇の即位時、新嘗祭に供える献上米を栽培地として選定された
皇室とも縁がある地域だそうです。

左:石鳥居 中:楼門(重文) 右:本殿(国宝)

こちらで入山の御挨拶と登山の安全を祈念して、いざ!
国道8号を横切った辺りに登山道の道しるべ

 

この道の左右が悠紀斎田です。

滋賀県と言えば飛び出し坊や、三上山の麓も例外ではありません

以前、福知山で↓の飛び出し注意の看板を見かけた時は
パンチが効きすぎていて、逆に見入ってしまいました。

(これはヤバイでしょう、絶対に見てしまいます。)


三上山には主として表登山道と裏登山道の二本の道がついており
表登山道は岩肌が出た健脚コース
裏登山道は一般向けという事で、都会育ちの5歳のもやしっ子と
背負子に1.5歳の乗せてるので今回は裏登山道から。

猪の除けのゲートを開けて入山です。
道中は7割が土の道で3割が岩肌って感じでした。
大人の脚で40分程とかかれてましたが
子供を連れてでは登り降りとも1時間15分程かかりました。

頂上付近には御上神社の奥宮、その前には磐座が御鎮座。
山頂からの眺め 守山・栗東・草津・大津の街並みの向こうに琵琶湖を望めます。

凄く広いわけではないですが昼食を取れるぐらいの場所は十分にあります。
ただ、小屋・トイレ・売店等は道中を含めて無いので注意がいります
三上神社の前にコンビニがあります(2013.5現在)。

標高はそんなにないですので子供を連れての山登りには
ちょうど良いんじゃないでしょうか。

下山してすぐの国道沿いで小川コーヒーを発見したのでこちらで一服。



私はアイスコーヒーを頂きましたが奥様が食べていた
コーヒーゼリーにソフトクリームがオンされたのが
大変美味しそうに見えました。

次は希望が丘に行ってみます。
これぐらいの子供を連れて登れる山がありましたら
御紹介頂ければと思います。