2014年1月20日月曜日

詳しくは今朝の折り込みチラシで

中高時代、ラジオをよく聞いていました。
ヤンタンメインでしたが、ミュージックパラダイスと
ブンリクを行ったり来たりしながらANNを待っていたものです。
どうでもいいですが、ブンリクの途中に割り込んでた番組
加勢大周の「ワイルドでいこう」って酷いタイトルでしたね

さておき、そんな夜中午前零時に意識をしてないのに
ふと出会してしまうMr. LONELYに乗って流れてくる
ええ声のナレーション、そうですジェットストリームです

遠い地平線が消えて ふかぶかとした夜の闇に心を休める時
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は
たゆみない宇宙の営みを告げています


ホームページのFLASHがとても素敵です。

私が子供の頃は今みたいに海外の情報が簡単には手に入らず
「海外とはどんなものなんだろう」と思いをはせるなんて事は
本かラジオからしか無かったように思います。
本では北杜夫さん著の「どくとるマンボウ」シリーズ
そしてラジオではこのジェットストリームが
海外につながった扉だったように感じています。
海外に行く時にJALをよく使ったのは
「やっぱ、ジェットストリームでしょ」てなもんで
この番組の影響が殆どだったと思います。

関係ないですが、JALのあのロゴはやっぱ心に突き刺さりますのよね
ナショナルフラッグの力とでもいいますか。
ロシアに旅に行った時、当時は資源バブルが起きる前で
治安も良いとは言えず常に気を張ってました。
また想像以上に街で英語が通じず食事ひとつ大変苦労しました。
疲れ果て帰路の飛行機に乗るためモスクワ空港まで
ホテル手配のタクシーで向かったのですが無言。
空港に近づくと車窓から見えてくる垂直尾翼に描かれた
赤色の鶴をモチーフにしたJALのあのロゴをみた瞬間

「JALや~!」

と同行者と手を取り合って喜んだものです



城さんは僕が高校一年の頃に病気が原因で降板されたように
記憶してるのですが
ブルーハーツ・ユニコーンからXを経てMETALLICAの洗礼を受けた私に
イージーリスニングなるものをたたき込んでくださったのは
まさにこの番組と城達也さんでした。
またテスト前の学生諸君へイージーリスニングを容赦なく
深夜にお見舞いし布団へ誘い、まんまとテストにKOされたのも
私だけではないはずです。

そんなジェットストリームですが
今朝新聞を手に取りますと折り込みにチラシが!!
全七巻の魅惑の119曲!
これは欲しいけど、手が出そうで出しにくい19000円!!



購入特典は満点の星が輝く特製時計!やけど
なんかこれは、もひとつ嬉しくないぞ!
もっとこう資料とかそんなんを厚めに付けて欲しいぞ!なんて
心中にて毒づいてたのですが
この年になって、はじめてユーキャンに心揺さぶられてる
自分に動揺しました。
買うか買わざるか逡巡してる刹那
すでに記入済の葉書を握りしめた親父殿が視界に!


私   「ジェットストリーム買うの?聞いたら貸して!」

親父殿「ええよ貸したるよ。でもな、時計はあかんで



それはいらねぇーから!
思う存分してくれ!



思わず漏れそうになっちゃいましたが
親父殿曰く「CD買ったら時計ついてくるって偉い時代やなぁ」と。
親父殿はこの時計が購入へ大きく背中を押したようです
何が人の琴線に触れるかは解らないものだと実感しました。





楽しみです。